食品ロスを減らすために
食品ロスの削減に向けて
食品ロスとは
「食品ロス」とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことで、年間の食品ロスの量は年間632万トンあります(農林水産省および環境省「平成25年度推計」)。 食品ロスは焼却時に二酸化炭素の排出量が増加し環境に悪影響をもたらします。
食品ロス削減のために、「もったいない」を意識して、家計面・環境面に配慮した行動を起こしましょう。
今回は、京丹波町消費生活相談窓口から、食品ロスを減らすために、わたしたち消費者ができることを提案します。
家庭での食品ロス
632万トンの食品ロスの約半分は、一般家庭からのものです。家庭における1人当たりの食品ロスは、1年間で24.6キログラムと試算されています。これは、茶碗164杯分のごはんに相当します。(茶碗1杯分のごはんを150グラムと仮定)
ちょっと提案
- 調理で作り過ぎない
- 余ったら作り替える
消費者庁では、料理レシピサイト「クックパッド」の「消費者庁のキッチン」において食材を無駄にしないレシピを紹介しています。
これまで食べられないと思っていた野菜の皮や茎も、冷蔵庫に残った半端な野菜や余ってしまったお料理も、捨てる前に「消費者庁のキッチン」でレシピを探してみてください。
- 買い物は“必要な量”を“必要な時”に購入する
- 賞味期限を正しく理解する
「賞味期限」はおいしく食べることができる期限。過ぎてしまってもすぐに廃棄せず、食べられるかどうか自分で判断することも大切です。 - 品質上問題がない規格外商品を積極的に購入する
飲食店での食品ロス
飲食店での食品ロスは顧客の食べ残しが一番の原因となっています。
最近は、糖質制限ダイエットの影響で「ライス残し」が多発しています。
ちょっと提案
- 分量の多い少ない等のメニュー設定のある店を選ぶ
- 作り置きではなく、注文時に調理してくれる店を選ぶ
- 「ライス無しで」「ライスは半分で」などの注文が可能な店を選ぶ
消費生活に関する連絡・相談先
京丹波町消費生活相談窓口(京丹波町役場住民課内)
開設日 :水曜日・木曜日
(年末年始・祝日を除く) 時間 :午前9時30分から午後4時まで
電話番号:0771-82-3803
更新日:2022年04月01日