文化財データベース
天然記念物 七色の木
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町指定文化財
概要
長老山の登山道の途中から左折して竜王谷にのぼるようにつま先上がりの道を200メートルほど行くと、権現駐車場に達する。谷の丸木橋を渡ると左手正面にカツラの大木が目に入る。これが七色の木で、地上1.5メートル、幹周り7.1メートル、高さは18メートルもある。根元からカツラの木が奇妙に入り組んでおり、スギ、ケヤキ、イロハモミジ、イタヤカエデ、フジ、カヤが宿生している。
動画

森の中で複数の種類の木が宿生しているなないろの木と、その手前に「なないろの木」と書かれて立てかけられた看板がある写真 拡大画像 (JPEG: 187.9KB)
天然記念物 吉田家のカヤ
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町指定文化財
概要
細谷区の高台にある「吉田家のカヤの木」幹周りは4.1メートル高さは16メートルもある。枝の広がりは半径15メートルにもおよび、樹齢は200年を越えるともいわれている。

吉田龍雄家の隣に聳える大きなカヤの木の写真 拡大画像 (JPEG: 437.4KB)
ご神木 大杉
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町指定文化財
概要
元は1株であったが、この地特有の岩盤地質から3株になったと言われている。そのうち1株は落雷により枯れた。残る2株のうち1方は幹周り7.3メートル、根回り7.4メートル、もう1方は幹周り4.45メートル、根回り4.95メートル。稲荷神社のご神木として須知区民はもとより、参拝者から大切にされている。平成3年に「京都自然200選」に選ばれており、その際、樹齢400年から450年とされた。根元からは1年を通じて湧き水が出ている。京丹波町最大の杉である。

導観稲荷神社にある3株に分かれたご神木の大杉とその周りに注連縄が結ばれている写真 拡大画像 (JPEG: 453.7KB)
岩山神社のスギ
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町指定文化財
概要
根元に大人が楽に入れるくらいの穴があったが、現在、幹周りからはそれを確認することができない。内部は空洞化している可能性がある。幹周り6.3メートル、根回り7.8メートル。樹齢は300年を越えていると思われる。注連縄を張り、保存・保護に努めている。

岩山神社の神門の隣に立っている注連縄が巻かれた杉の写真 拡大画像 (JPEG: 475.2KB)
九手神社のアラカシ
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町指定文化財
概要
アラカシは古木になると幹が空洞化してくる。九手神社のアラカシも空洞化しているが、これだけ太く育成優良で、幹周りが4メートルを越えるものは府内でもまれであり貴重。幹周り4.4メートル、根回り6.4メートル、樹齢は300年を越えていると推測される。「京都の自然200選」にも選ばれており、京丹波町最大のアラカシである。

九手神社の入り口付近、歩道のすぐそばに生えているアラカシの木の写真 拡大画像 (JPEG: 385.6KB)
浄光寺 夫婦イチョウ
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町指定文化財
概要
雄の木と雌の木が根元で双幹している。四方を建築物で囲まれているため、平成14年頃には上部を伐採している。雌の木の幹周りは4.5メートル、根回り8.5メートル(双幹)、雄の木の幹周り2.1メートル。樹齢は500年以上であると伝えられている。菩提樹として親しまれ、秋には住民や檀家が銀杏拾いに訪れる。京丹波町最大のイチョウ。

浄光寺の建物に囲まれた場所に2本大きなイチョウの木が並んでいる夫婦いちょうの写真 拡大画像 (JPEG: 441.6KB)
鎮守の古木(鎮守の大杉、八幡ケヤキ)
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町指定文化財
概要
質美八幡宮の参道の並木の中でも特に大きなスギとケヤキ。スギの幹周り5.6メートル、根回り6.8メートル、ケヤキの幹周り4.8メートル、根回り6.4メートル。スギは特に損傷もなく樹齢は350年といわれる。ケヤキは樹齢300年といわれる。昭和10年ごろの台風により大きな枝が折れ、幹に大穴が開いたがコンクリートを詰め保全に努めた。

質美八幡宮の参道の並木の中にあるひときわ大きな杉の木と、その下に棒を持った男性が立っている様子の写真 拡大画像 (JPEG: 427.1KB)
霊木の檜(安楽の霊木、長寿の霊木)
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町指定文化財
概要
同じ時期に植えられたとされるが、安楽の霊木がかなり太い。長寿の霊木には幹(地上1メートル付近)に蜜蜂が巣を作っていることから、中には空洞があると思われる。安楽の霊木の幹周り4.5メートル、根回り6.2メートル。長寿の霊木の幹周り3.5メートル、根回り4.5メートル。文献の記述から両方の樹齢は340年とされる。このヒノキは祥雲寺の開祖である天足香禅が生前に植えたとされている。京丹波町最大のヒノキ。

祥雲寺の入り口前に聳える霊木の檜と呼ばれるヒノキの写真 拡大画像 (JPEG: 456.1KB)
坂原阿上三所神社4大巨木(ご神木ケヤキ、フジ、イチイガシ、ケヤキ)
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町指定文化財
概要
ご神木のケヤキともう一方のケヤキはどちらも幹が空洞化しており、特有の部分枯れがある。フジは幹が太く、つるが大きく拡がり周囲の木々には体をあずけるように伸びている。イチイガシの幹は太く根が大きく張り出し、育成は良好である。ケヤキ幹周り6.6メートル、根回り6.7メートル、フジ幹周り2.6メートル、根回り2.6メートル、イチイガシ幹周り4.4メートル、根回り5メートル、ケヤキ幹周り6.5メートル、根回り6.6メートル、ケヤキは樹齢200年を有に越える。フジ、イチイガシも100年を越えていると思われる

更新日:2022年06月03日