新生児聴覚検査にかかる費用の一部助成をはじめます
新生児聴覚検査について
京丹波町では、令和3年10月1日以降に生まれた新生児を対象に、新生児聴覚検査にかかる費用の一部について公費負担を行います。
生まれてくる赤ちゃんの1000人のうち1~2人は、生まれつき耳のきこえにくさ(先天性難聴)があると言われています。きこえにくさがあっても、早く気づいて早く支援を受けることで、言葉の発達が促され、コミュニケーションがスムーズになりますが、目に見えず、赤ちゃんの様子だけで判断することが難しいため、発見が遅れる可能性があります。きこえの障がいを早期に発見し、適切な対応や支援につなげるために、新生児聴覚検査を必ず受けましょう。
新生児聴覚検査とは
新生児聴覚検査とは、生まれて間もない赤ちゃんを対象に行う耳のきこえの検査です。
検査には自動ABR またはABR(聴性脳幹反応)とOAE(耳音響反射)の2種類があります。
どちらの検査も、痛みを伴わず赤ちゃんが眠っている間に受けることができます。検査の種類は、医療機関によって異なります。
検査結果は、「パス(正常)」または「リファー(要精検)」のいずれかの結果が出ます。
新生児聴覚検査の費用助成について
1.対象者
令和3年10月1日以降に出生した京丹波町に住民票を有する(予定を含む)新生児。
- (注意)令和3年9月30日までに出生された方や、検査実施日時点で保護者の方が京丹波町外に転出された方は、受診券を使用することはできません
- (注意)生活保護世帯は、本事業の対象とはなりませんので、ケースワーカーにご相談ください。
2.助成回数
新生児1人につき、自動ABR またはABR、OAE のいずれか1回(初回検査)にかかる費用を一部助成します。
3.助成上限額
- 自動ABR またはABR…4,020円
- OAE…1,500円
新生児聴覚検査の受診方法について
以下の2点を、検査を実施する医療機関に提出してください。
- 「母子健康手帳」
- 「新生児聴覚検査受診券」(京都府外の医療機関では使用できません。)
新生児聴覚検査受診券について
妊娠届出時に母子健康手帳とあわせて交付します。
(注意)すでに妊娠届出をされ、対象となる可能性のある方については、新生児聴覚検査受診券または案内を住民票の住所に郵送します。
京都府外の医療機関で受検される方へ
里帰り出産等により京都府外の医療機関等で受検される場合は、一旦全額実費でお支払いいただき、受診券の額の範囲内で償還払いの対応をしますのでご相談ください。
更新日:2022年04月01日