令和2年度当初予算の概要について

京丹波町の令和2年度一般会計歳入歳出予算は、前年度当初比7.2％増の122億4,000万円となりました。予算規模は新庁舎整備事業及び認定こども園整備事業の本格化等に伴い、前年度と比較して大きく増加し、過去最大の規模となっています。

歳入につきましては、町税を4.4％増の16億2,094万6千円計上しました。また、歳入で最も大きな割合を占める地方交付税は、普通交付税合併特例措置の段階的縮減が平成28年度から開始されており、合併算定替と一本算定の差額の90％が減額となりますが、新たな費目「地域社会再生事業費」で増額が見込まれること等から、0.8％増の48億3,000万円を計上しました。新庁舎整備事業及び認定こども園整備事業の本格化等に伴い、町債は33.9％の大幅な増となり、26億620万円を計上しています。なお、基金からの繰入は4.9％増の6億1,124万2千円、このうち財政調整基金からの繰入は24.5％減の3億6,784万2千円を計上しています。

歳出につきましては、新庁舎整備事業及び認定こども園整備事業の本格化等により、投資的経費を39.6％増の27億9,381万6千円計上するとともに、「健康の里づくり～助け合いと活力ある地域づくり～」の推進を図るため、限られた財源をそれぞれの分野に有効かつ重点的に配分しました。

令和2年度の特別会計歳入歳出予算総額は、前年度当初比0.9％増の87億346万8千円となりました。